持続化給付金をだまし取った詐欺グループの主犯格として、松江大樹が逮捕されました。
仲間が逮捕されたことを受け、一時はドバイに逃亡したとされており、ドバイで住民権まで取得していた様子です。
その松江大樹がなぜか帰国した際、成田空港で身柄を拘束され、そのまま逮捕に至っています。
不正受給の額は 2 億円で、マイニングエクスプレスという詐欺プロジェクトへの投資用に 20 代を中心に不正受給を促していたようです。
この記事では松江大樹について調べてわかった情報をお伝えします。
マイニングエクスプレス主犯の二人についてはこちら カルロス・フジヤマ(カルロスフジヤマ記事へのリンク)
滝上幸久(滝上幸久記事へのリンク)
大学生や高校生を対象に持続化給付金の不正受給を行った詐欺グループの主犯格・松江大樹。
松江大樹の SNS を調査してみると、インスタグラムは削除されていましたが Facebook では本名でのアカウント登録が確認できました。
こちらが松江大樹の顔画像。
報道でも見た目はさわやかで詐欺とは疎遠な感じという印象を受けたというのも納得できます。
またこちらはマッサージチェアでリラックスする松江大樹。
このような信頼されやすい雰囲気を持つことで、多くの人を騙していたのでしょう。
友人の証言で
めちゃくちゃ明るく礼儀正しい印象で、彼を嫌いという人は自分の周りにはいない
と言わしめるほど人当たりの良い松江大貴。
フランクな印象でカモとしている大学生や若者たちに松江大樹の成功体験を共有し、マイニングエクスプレスを頑張れば自分のようになれると謳っていたといいます。
詐欺師はある程度容姿端麗で頭の回転が早く口も上手いことが多いもの。
松江大樹もこのような特徴で、多くの人を騙し続けていたのかもしれません。
詐欺グループの中核メンバーである中峯りゅうせいも松江に心酔していました。
松江大樹のプロフィールや学歴/経歴を簡単にまとめました。
名前:松江大樹
生年月日:1991 年 2 月 6 日
年齢:31 歳
出身:大阪府大東市
出身大学:関西学院大学
職歴:NEC
2014 年:「肉バル Salaud Familia Ebisu(サルーファミリアエビス)」経営
2018 年:中峯竜晟らと知り合い投資セミナー開始
2020 年:持続化給付金詐欺開始
2022 年 2 月:ドバイに出国
松江大樹は大阪府大東市の出身で、高校卒業後は関西学院大学に入学しました。
関西学院大学は学部によりますが偏差値 50 ~ 67.5 というので、成績は中の上といったところでしょうか。
大学卒業後は NEC に入社。
NEC といえば 100 年以上続く理系大企業ですが、松江大樹は卒業後に投資に夢中になり投資用マンションを購入したり、FX やバイナリーオプションそして仮想通貨などを使い大金を得ることに成功します。
NEC に入社しわずか 2 年ほどの 25 歳で会社を退社。
その後、恵比寿で肉バルサルーを開店し関東に複数展開するほどに。
28 歳のときにマイニングエクスプレス(ME)と出会い、インペリアルダイヤモンドというタイトルを得るまでになっています。
↑ の画像は、松江大樹の 28 歳の誕生日会を祝われているときのもの。
会場は松江が経営する肉バルサルーで行われ、パイ投げ(生クリームを顔面に)や大勢の仲間たちに祝福されています。
松江大樹は 31 歳という年齢であり、ドバイにも家族(妻子)を連れて出国しています。
松江大樹はマイニングエクスプレスのトップリーダーとして 40 億円もの売上を出しており、インペリアルダイヤモンドも獲得するなどマイニングエクスプレス内でも一目置かれる存在でした。
その働きぶりは ME の代表者であるカルロス・フジヤマも認めるほど。
日本でも数少ないオレンジ色のランボルギーニや 4700 万円以上するロールスロイスなどを乗り回していました。
また動画内で付けている腕時計は 1300 万円以上するリシャ―ル・ミル社のもの。
これだけ羽振りのいい優雅な暮らしぶりを見せつけ、若者にマイニングエクスプレスで投資をすれば自分のようになれるとうたっていたようです。
ドバイでは豪華な家を建てているなんて噂もあり、国外逃亡しドバイでも羽振りのよい生活をしていたようです。
ドバイに逃亡していた松江大樹ですが、2022 年 6 月 13 日の日本帰国時に成田空港で逮捕されました。
大学生や高校生を騙して不正受給した持続化給付金の被害額は 2 億円ほど。
その大半となるおよそ 1 億 7 千万円を松江大樹が受け取ったと警察関係者は推測しています。
ドバイにいながらも日本のニュースは把握していたことでしょうから、わざわざ帰国するというのは逮捕されに来たのと変わらないこと。
現在のところ、松江大樹の帰国の理由は分かっていません。
【追記】
松江大樹容疑者が日本へ帰国した理由が判明しました。
なんと家族が出頭を説得し、警察に上申書を提出していたというのです。
【上申書(じょうしんしょ)とは】
官公庁や警察などに対して、法的な所定の手続きなどによらずに単に申し立てや報告などを行うための書類や報告書もこと。
松江大樹はドバイに出国していましたが、家族には持続化給付金詐欺を秘密にしていたのでしょう。
しかし松江大樹の名前が公表されたことで家族にバレて、出頭を促され日本へ帰国したようです。
出頭したとしても有利な処分が得られるとは限りません。
しかし被疑者である松江大樹が捜査機関に出頭したことで、逮捕された後に勾留期間が短くなったり、場合によっては釈放される可能性もあるかもしれません。
また容疑に関しては弁護士が来たら話すと認否を留保しているところです。
持続化給付金 2 億円の詐欺グループ・主犯格である男は松江大樹と公表されました。
マイニングエクスプレスは、マルチ商法でリーダーとなれば多くの報酬金が入ってきます。
松江大樹はマイニングエクスプレスのインペリアルダイアモンドというタイトルを得るほど。
結局逮捕はされてしまいましたが、人から騙し取ったお金で豪遊するというのはどういった気持ちなのでしょうか・・・
本サイトでは引き続き、詐欺や違法なビジネスについて言及し続けます。